GLP-1の主な副作用(吐き気・便秘)と、受診が必要なサイン

HOME

>

コラム

>

GLP-1の主な副作用(吐き気...

マンジャロやリベルサスを始める前に、どんな副作用があるのかを知っておきたい。あるいは使い始めて胃のむかつきが出ていて、このまま続けてよいのか迷っている。この記事は、そのどちらの方にも向けて書いています。

伝えたいことは2つです。多くの副作用は食事の工夫で付き合えること。そして、我慢してはいけないサインがあることです。

多いのは胃腸の症状です

マンジャロ(チルゼパチド)もリベルサス(セマグルチド)も、胃の動きをゆるやかにする方向に働きます。そのため、副作用として多いのは胃腸の症状です。

  • 吐き気、嘔吐

  • 下痢、便秘

  • 腹痛、消化不良

  • 食欲がわかない

使い始めた時期や、用量を上げた直後に出やすく、体が慣れるにつれて落ち着いていくことが期待されます。あらわれ方には個人差があります。

なお、いずれも2型糖尿病の治療薬として国内で承認された医薬品で、体重管理を目的とした使用は適応外使用にあたります。

吐き気が出ているとき

胃に食べ物が長くとどまるぶん、一度にたくさん食べると気持ち悪くなりやすくなります。

  • 一度に食べる量を減らし、回数を分ける

  • 脂っこいもの、量の多い食事を避ける

  • 満腹になる前に箸を置く

食欲がわかないときに無理に食べる必要はありませんが、水分はこまめにとってください。

便秘や下痢が出ているとき

食事の量が減ると、便秘になりやすくなります。水分と、野菜や海藻などの食物繊維を意識してください。

下痢や嘔吐が続くと、体の水分が失われます。のどの渇きが強い、尿の量が明らかに減った、という場合は脱水が心配です。水分がとれない状態であれば、早めに医療機関を受診してください。

市販の吐き気止めや便秘薬を使いたい場合は、服用中のお薬との組み合わせを確認するため、使う前に当院へご相談ください。

吐き気・便秘が出ているときの工夫(食事のとり方、水分、脱水への注意)

使用を中止して、すぐ受診してほしいサイン

頻度は高くありませんが、重大な副作用が報告されています。次のような症状があるときは、使用を中止して速やかに医療機関を受診してください。当院の次の診察を待つ必要はありません。

使用を中止してすぐ受診してほしい5つのサイン(急性膵炎、胆のう炎、低血糖、アナフィラキシー、イレウス)

急性膵炎が疑われるとき

おなかの上のほうに激しい痛みが続く、痛みが背中に抜ける、嘔吐を伴う。食事の工夫でおさまる吐き気とは違い、痛みが強く、時間がたっても引きません。

胆のう炎が疑われるとき

右のわき腹から上腹部にかけての痛み、発熱。食後に痛みが強くなることもあります。

低血糖が疑われるとき

冷や汗、動悸、手のふるえ、強い空腹感、意識がぼんやりする。インスリンやSU薬といった他の糖尿病治療薬を使っている場合は、特に生じやすくなります。意識がはっきりしているうちに、ブドウ糖や糖分を含む飲み物をとってください。

アナフィラキシーが疑われるとき

じんましん、息苦しさ、顔や唇、のどの腫れ。急に進むことがあるため、息苦しさがある場合はためらわず救急車を呼んでください。

イレウス(腸閉塞)が疑われるとき

おなかが痛む、強く張る、便もガスも出ない、嘔吐をくり返す。ふつうの便秘と違い、おなかの張りと痛みが強くなっていきます。

迷ったときの目安

上のサインにはっきりあてはまらなくても、次のような場合は我慢せずに相談してください。

  • 症状が日ごとに強くなっている

  • 仕事や家事など、日常生活に支障が出ている

  • 水分がとれない、または食事がほとんどとれない日が続いている

副作用を我慢して続けることが、良い結果につながるわけではありません。用量を据え置く、いったん休むなど、選べる手はあります。

夜間や休日に強い症状が出たら

当院はオンライン診療のため、その場で診察や検査をすることができません。強い腹痛や息苦しさなど、急を要する症状があるときは、当院の連絡を待たずに近くの医療機関を受診してください。救急車を呼ぶべきか迷う場合は、お住まいの自治体の救急相談窓口をご利用ください。

受診するときは、マンジャロやリベルサスを使っていることを必ず伝えてください。

よくある質問

副作用はどのくらい続きますか?

使い始めや増量した直後に出やすく、体が慣れるにつれて落ち着いていくことが期待されます。続く期間には個人差があります。強くなっていく場合や、なかなか落ち着かない場合はご相談ください。

副作用が出たら、使うのをやめたほうがよいですか?

受診が必要なサインにあてはまる場合は、使用を中止して医療機関を受診してください。軽い胃腸の症状であれば、食事のとり方を工夫して様子を見ることもあります。自己判断で中止や再開をする前に、当院にご相談ください。

市販の吐き気止めや便秘薬を使ってもよいですか?

服用中のお薬との組み合わせを確認する必要があるため、使う前に当院へご相談ください。

夜中に強い腹痛が出たらどうすればよいですか?

当院の診察を待たず、近くの医療機関を受診してください。救急車を呼ぶべきか迷う場合は、お住まいの自治体の救急相談窓口をご利用ください。

まとめ

マンジャロやリベルサスで多いのは、吐き気や便秘などの胃腸の症状です。使い始めや増量の直後に出やすく、食事のとり方で付き合えることが多くあります。

一方で、激しい腹痛が続く、息苦しい、便もガスも出ないといった症状は、様子を見てよいものではありません。使用を中止して、すぐに医療機関を受診してください。

副作用のことで気になることがあれば

軽い吐き気が続いている、便秘が気になる、このまま続けてよいか迷っている。そうしたご相談は、LINEでお聞きいただけます。次の診察まで待つ必要はありません。

ただし、受診が必要なサインにあてはまる症状があるときは、LINEでのご連絡ではなく、医療機関の受診を優先してください。

LINEで相談する

関連記事

マンジャロによるメディカルダイエットとは|仕組み・費用・副作用

治療に関する注意事項は料金ページでもご確認いただけます。

コラム一覧

play_arrow

診療時間

火曜・水曜・木曜休診

月

火

水

木

金

土

日

20:00-23:00

brightness_1
brightness_1
brightness_1
brightness_1
brightness_1
brightness_1
close

09:00-24:00

close
close
close
close
close
close
brightness_1

※祝日は9時から24時まで診療可能

LINE予約

Web問診票

〒305-0034
茨城県つくば市小野崎1353 小野崎店舗B号室

つくばセンター<のりば4> 関鉄バス ひたち野うしく駅行き 乗車
二の宮3丁目で下車 クリニックまで200m 徒歩4分